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impression:TATRAS(タトラス) CORONA ダウンジャケット

2012/02/05 6:25 に web master が投稿
 今年は近年稀に見る大寒波で毎日寒い日々が続いています。
そんな訳で、この冬購入したダウンジャケットの紹介です。(実はこの冬UNIQLO「+J」ラストシーズンのダウンコートも購入したのでダウンは2着目ですが…。これはこれで気に入っています。)
 
購入したのはTATRAS(タトラス)のCORONAというダウンジャケットです。
TATRAS(タトラス)は最近雑誌などで見かける多くなったブランドですが、2006~2007年に始まった比較的新しいブランド。イタリア×ポーランド×日本のコラボレーションとの事ですが、ともかくイタリアデザイン+ポーランド生産。一部では「POST MONCLER(モンクレール)」とも言われているようですが、さすがにMONCLERよりは安いですね。
 
CORONAはこの2011年AWの新作になります。定価は7万円弱をセールでそこそこ安く買いましたがそれでもまあまあ安くはありません。ただ、このダウンジャケットは中々のスグレモノでして、非常に気に入っています。
全体のデザインはこんな感じです。シンプルなデザイン胸のポケットがアクセントになっています。
左はパーカーつき、右はパーカーを外したところ。それぞれ異なる雰囲気を楽しめます。フロントはダブルジップ仕様です。
 
 
 
こちらはサイドとバックの写真。
脇の下にはシャーリング、バックスタイルは本当にシンプルです。
 
襟裏のブランドタグと左肩のパッチです。目に見えて分かるブランドロゴはここと各スナップボタンの刻印ぐらいです。
 
このダウンジャケットの特徴なんですが、まずは素材です。
ポーランド生産の恩恵を受け、世界的にも有名なホワイトグースダウンを95%使用という贅沢な逸品。ほぼダウン100%です。
またこのモデルは非常に柔らかい生地を使用しており、かなり軽く作られています。生地の感じとしてはUNIQLOのウルトラライトダウンに近い薄さで、ダウンパックを省略している点も同じ。ただしダウンの量が多く裏地も別生地である為、UNIQLO程インナーにダウンの毛はつきません。
次にシルエットとカッティングです。
 
上の写真に書いているのはアームホールが狭い点とサイドのシャーリング部分です。アームホール部にあわせ、肩まわりのカッティングも肩が動きやすく、且つフィットするように工夫されています。
 
次に袖部分です。一般的なダウンジャケットはおおむね半々の面積でカッティングされていますが、このジャケットの袖は裏側の生地は3~4割の面積で、表側に広く生地をとっています。このカッティングのおかげで他のダウンより細めながら動きやすさと見た目のシャープさを両立させています。
 
いわゆるアウトドアブランドの堅牢なダウンジャケットと比べるとやや華奢なイメージではありますが、デザインの緻密さはかなり高いレベルで着る人をスタイリッシュに見せてくれる一着です。
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