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メンズファッションと断捨離

2012/01/31 8:30 に web master が投稿
みなさん「断捨離」という言葉はご存知でしょうか?
 
数年前に流行ったいわゆる「生活術」で、やましたひでこさんという方が提唱した主にモノを上手に捨てるなどして生活環境を生理整頓するといったものです。私も先日非常にお気に入りのダウンジャケットを購入した事を契機に、自分の服をかなり整理しました。
(購入したダウンジャケットの話は後ほど掲載します。)
 
男性の場合、性格的に「モノを集める=コレクター志向」的な側面を持つ方が多い(私もそうです)ことや、ファッションに関しては幅広いコーディネートができるよう、様々なタイプの服をストックしていたりするものです。
しかしながら、あまりに多くの服を持っていると、自分の管理の範疇を超えてしまい、結果似たような服を数着所有してしまうこともあります。
そんな時は時々自分の洋服を「棚卸し」して、あまり着ない服を処分することも考えたほうがいいでしょう。
ただ、その「捨てる」「残す」のバランス感覚が非常に難しいところなのです。
 
一般的には女性の場合2年、男性でも3年着なかった服は処分したほうがいいとされていますが(男性のほうが女性と比べ流り廃りの変動幅が少ない為、多少長く着れる可能性がある)、中には10年ぐらい着ても平気な服もあります。
また、ある程度の年代になって自分の価値観が確立されてくると「自分にあった自分らしい着こなし」に慣れてきますので、長く着れる服も増えていきます。
ここで気をつけたいのは、男性のトレンドが女性よりもかなりゆっくりしたペースで進んでいくということです。
例を挙げるとローライズのジーンズがあります。10年前はまだヴィンテージレプリカ全盛だったこともあり、どちらかというとハイウエストなジーンズが多かったのですが、ここ5~6年でメンズのジーンズでも股上が浅めのジーンズが普通になってきました。
ジーンズは素材や作りとしては扱いによっては10年履けなくは無い服ですが、ここ数年のシルエットの進化でさすがに10年前のジーンズを履くのはやや難しいところです。(もちろん趣味趣向でアメカジファッションとして501XXやレプリカを履くのは全く問題無いと思いますが、ここではもう少しフラットな着こなしを前提に書いています。)
 
こちらのサイトでは「ベーシックなものを残したら、以降もそのようなアイテムを買うようにしましょう。時代性もあるので、だいたい3年一区切りでクローゼットの見直しが必要ですね。本当にオシャレな人って流行をほどよく取り入れたベーシックなスタイルをしている人なんです。」と書かれていますが、私も同感です。
もちろんある程度のコストをファッションに掛けられる前提ではありますが、一定のアベレージでお洒落になる為には、そこそこのトレンドを感じ取り、あえて「古いものを捨てる」事も必要なのでしょう。
 
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