こちらのページで「心理面での様々な不安を物理的に解消する為に洋服を着る」と書きましたが、その人の性格とファッションの関わりについて書いてみたいと思います。 ちょっと古い記事ですが、こちらのサイトでも「心理学では、ファッションは自分が“こうなりたい”、あるいは“こう見られたい”欲求のあらわれと言われています。今の自分とは違う、“なりたい自分”を投影しているので、性格とは反比例していることが多く、真逆とも思えるファッションをしている場合も少なくはないそうです。」と書かれています。 このサイトはレディスファッションの話ですが、あながちメンズファッションでも違うとは言えません。男性でも一見とてもワイルドなカジュアルコーディネートをしていても性格がとても温厚な人がいたり、爽やかで綺麗めなコーディネートをしている男性ですが性格は荒々しかったりします。 ただし、ここに書いたような着こなしはあくまでT.P.O.のひとつという見方もあり、必ずしも性格が反映されているとは言えません。ここは男女の違いでもありますが、営業系の職種ならばどんなに性格が違う人でもスーツやジャケット+パンツのコーディネートをする等、コーディネートに外部要因が多いのが男性の特徴かと思います。 もちろん本サイトのテーマであるカジュアルファッションはもっと自由度がありますが、女性と比べ定番志向が強く、トレンドの変化も緩やかである点も違いとなります。 むしろ、実際の着こなしやワードローブからこのような性格が推測されます。 1.あまり多くの服を持たず、自分にとって必要と考える最低限のアイテムでミニマルに着こなす人
2.洋服を多く保有し、様々なコーディネートができるように努める人
また、このような見方も考えられます。 洋服は基本消耗しますので、保有時間よりも「実際に着た時間、回数」でその服を持つ期間が変わります。 1.ひとつの服を着れなくなる(または飽きる)まで着続ける人
2.複数の服を持ち、こまめに着まわすことで結果同じ服を長く着る人
もちろんどちらかが良くてどちらかが悪いというものではありません。 また、上記は各々同じ人とは限りません。例えば「自分には十分自身があるが、ファッションが好きなので多くの洋服を保有している」という人もいれば、「自分に自信は無いが、お洒落が似合わないのではと考えている為、興味関心も沸かない」という人もいます。 めんどくさがりで且つあきっぽい人もいますし、こだわり&コレクター志向の人もたくさんいます。 日頃何の気なしに買って着ている日々のファッションですが、このような視点で見てみると、自分の意外な側面が見えるかもしれませんよ。 あえて言うなら、上記の例に挙げたような状況があまりに極端な場合、ちょっと控えめにする事などを考えてもいいでしょう。 |
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