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災害時の洋服の寄贈について

2011/03/21 0:28 に web master が投稿   [ 2011/03/21 0:44 に更新しました ]

まずはこの度の東北関東大震災に被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

私は実家が東北地方なので子供の頃から地震が多い地方であるという認識はありました。
しかしながら今回の観測史上最大規模の大地震については想像を絶する規模となってしまいました。
当サイトはファッション情報を扱う場所ですが、少しだけ災害に関連するお話をしたいと思います。

被災された方々に対して何ができるか考えるとき、私どものようにファッションが好きな人は、自分が持っている洋服の中であまり着ていないけどまだ着れる服を寄贈してはどうかと考えます。実際UNIQLOのファーストリテイリンググループはヒートテック30 万点をはじめ、7億円相当の衣類を寄贈したそうです。

しかしながら、阪神大震災の時に実際にボランティアとして参加した友人から聞いた話では、一般人からの洋服の寄贈、寄付はやり方によっては受取る側に負担を掛ける結果になるということでした。

まず一番良くないのが「洗濯をしていない事」。次にサイズ、そして具体的アイテムのようです。
これは災害に関わらず人に洋服をあげるときとまったく同じことが言えます。
人に服をあげるときに洗濯をしていないのは論外であるとして、小柄な人にLサイズの服をあげてもフィットしませんし、ましてや寒冷地に対して夏物のスーツや水着を送っても意味がありません。

このように、寄贈する場合においてはやはり「相手の立場にたって考える」ことが大事です。
決して「不要なものを処分する」為に行うものではありません。

私自身も何ができるのか色々考えましたが、まずは微力ながらいくばくかの募金をいたしました。
今後自分の手持ちの洋服が役に立つときが来たら、私も協力したいと思います。

被災地の一日も早い復興を祈っております。
 
 
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)Google Crisis Response
 
インターネット募金「緊急災害募金」 Yahoo!ボランティア
 
 
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