1.洋服にいくらお金をかけますか?
当サイトをご覧の皆様はおそらく大小あれど洋服やファッションに興味のある方だと思います。しかしながら、自分がどのくらい服にお金をかけているか考えたことはありますか? 「着ること、持っている事、考える事が楽しいから」と趣味で洋服を買っている人間と違って、多くの人は「ある程度はちゃんとして見られたいけど 、必要以上に時間的&経済的負担にはしたくない」というのが本音だと思います。そんな方であればある程お金の使い方=洋服の買い方や着方が大事になってくるはずです。
2.試しに計算してみる。 こちらのレポートで「まず初めにこういう物を揃えておけば着回ししやすいでしょう」というアイテムの紹介をし ていますが、それをイメージしながら、1年間に着るカジュアルウェアのお値段をここに書いてみました。 前提として「高価なブランド物に手を出さない、あるいはバーゲンなどで安くGetする」事として、ひとつのアイテムあたりの単価を低めに設定しておきましたが、それでもこれだけアイテムを集めると15万円以上になります。つまり「まともなカジュアルウェアを全く持っていない人がゼロから買うとこのくらいお金が掛かる」という訳です。 もちろん実際にはそういうケースはほとんど無く、いくつかのアイテムは持っていて、足りないものを買い足す、ダメになったもの、気に入らなくなったものを処分するの繰り返しになるでしょう。それでも横のカテゴリーと数量を同じくらい買えば、年間に掛かる被服代は同じになります。 また、各々のアイテムでもブランド物、こだわり物などを買えば2~3倍程度の価格に簡単に跳ね上がりますから、そういうアイテムばかりを買うと当然トータルの費用は30~40万円まで跳ね上がります。 3.効率の良い買い物とは?
①豪華一点主義 ちなみに上に書いた表はどちらかと言えば②に近い考え方です。皆さんはどちらでしょうか? よくファッション雑誌では②より①を薦めています。 「安いものより少々高くても良いものを買って長く使えば結果コストパフォーマンスは高い」とか。本当にそうでしょうか? と言うのは、そういう雑誌に載っている服の多くは「本当に高いものばかり」で上表に書かれている単価の3倍以上のものばかりだからです。 皆さんは同じ服、同じ靴をどのくらい長く着ていますか?持っていますか?服にしろ靴にしろ同じく言えるのは 「長く持たせる為には①毎日着てはいけない。②メンテナンスをしっかりする事。」です。 つまり、長く持たせるには服にあまり負荷を掛けずに、時々手間を掛けて初めて数年~10年と持つものなのです。しかもそういう「しっかりしたモノ」というのはある程度目が肥えた人じゃないと分からないもので、普通に着てても「ある日突然ダメになった」とか「破損時の修理の仕方が分からないので着用を続けられない」といった問題もあります。 また、「同じデザインの服をどのくらい長く着続けるのか?」も問題です。時代はどんどん流れて行き、皆さんの趣味嗜好も変わっていきますし、年齢を重ねるうちに似合うもの似合わないものも出てきます。そんな中でどのくらい自分が同じアイテムを持ち続けられるのでしょうか? という訳で、私としてはあまり洋服の知識の無いうちは①豪華一点主義は避けたほうがいいと思います。そういうのはある程度いろんなモノを見て、着てからでも遅くはありませんし、それこそある程度洋服の着方に慣れるとさらに価値が分かって大事にするというものです。 そうして段々目が肥えてきた後に①にチャレンジすれば、その頃にはベーシックな服は揃っているでしょうから、それ程散財する事も無いので効率の良いお金の使い方ができると思います。 4.その他 こちらに実際い当サイトにお越しいただいている方々のお金の使い方に関する調査結果がありますので、参考にご覧下さい。 |
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