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Levi's について

 

 

↑ U.S.A.製最後の501-01

 

私はジーンズという服とデニムという素材が大好きです。という事は当然ながらブルージーンズが大好きでして、自分の洋服の中でもちょっと位置づけの違うものになっています。

それは一番「コレクション性が高い」事です。

その歴史、素材、ディティールなどなど、どれを取っても「オタク心(?)」をくすぐるネタの宝庫で、その上うまく着こなせればカッコよくもなれるというおまけ付き!!

世の中の諸氏を魅了するのもうなずけます。(もちろん私もその一人です。)
そのジーンズの元祖、本家、オリジンである「Levi's」についてのお話をしてみようと思います。

1.はじめに

私はジーンズが好きです。(もーえーっちゅーの。)

となればリーバイスは避けて通る事はできません。

なぜかというと世界のジーンズのオリジナルだからです。
世の中には「これが初めて」というのはいっぱいありますが、その会社、商品が「いまだに売っている」ものは割りと少ないものです。しかもそれが同じ会社で19世紀から続いているとなると.....。

リーバイス自体の歴史は諸々の先輩サイト(当サイトからのリンクでも詳しく分かります。)に譲りまして、ここではちょっと違った角度で書いてみたいと思います。

 

2.私とリーバイス

私はこれまで数多くのリーバイス製品を買ってきました。今も買っています。

これはCollectionに掲載していないモノたちです。

 

左から「125」「44501」「47501」(すべてMade in USA)です。
当サイトでは、実際に着ている、履いているものを中心にCollectionコーナーに載せているのでこれらは紹介していません。

この3つはいわゆる「ヴィンテージ・リーバイス」と呼ばれる復刻シリーズで、今のジーンズが持っていない様々な仕様が各々のジーンズに盛り込まれていて、とても愛着のあるジーンズ達です。

このうち一番右の「47501」はバーゲンで買ったものなのでそのうちいつか履くかもしれませんが、いつになるか分かりません。(44501は履きたいんですけどね〜。う〜ん。)

これらは「ヴィンテージ」という肩書きとウンチクがいっぱい詰まっているので価値を持ちます。

でも、これ以外にも多くのジーンズが生まれては消えています。

 

3.リーバイスジーンズの種類

そんなリーバイスですが、今日本で展開されているラインを「Daily」「Mode」「Vintage」の3つに分けてマッピングしてみました。

 

「Daily」
特にこだわりよりも日常の衣料として提供されるジーンズ達。
508あたりが代表格。

「Mode」
洋服としてのクリエイティブに重点を置いた商品。
「LEVI'S RED」が代表。

「Vintage」
日本での人気に端を発して世界に拡がったかつての名作の復刻ライン。
40〜50年代の501XXが代表。

「501-01」
現行の501です。
501はリーバイスの「顔」であり、オリジンです。
すべてのジーンズがここに始まり、ここから派生していることから501を真ん中に置きました。

こうして見ると現行のジーンズだけでもいろいろなラインがあるものです。

もちろんかつて定番としてあったけど今は廃版になった商品も星の数ほどあります。
(有名?なところではかつての日本製503とか510=ファイブテンなど)

これら3つのラインにはおもしろい関係にあります。

@Daily
このラインは決してメジャーになりませんが、あくまでも「デイリーウェア」ですので時々手を替え、品を替えずっと続いてゆきます。(元々501はここの商品ですが、歴史に裏づけられ今のステイタスを築いています。)

AMode
この考え方は60年代から見られ始めた傾向で、ブーツカットの517や東海岸向けのスリムストレート505はこれらのハシリかも知れません。その後ヨーロッパ系の「リーバイスシルバータブ」を経て今のヨーロッパモデルの頂点「LEVI'S RED」にと続いているようです。
ただ、何しろトレンドラインですので、浮き沈みが激しいのもこのライン。
「LEVI'S RED」がどれだけがんばれるかに期待したいものです。

BVintage
日本で復刻版の502XXが発売されたのが1987年。これをきっかけに日本での復刻ジーンズの展開が始まり、やがて世界市場に拡がって行きました。
元々オリジンであるリーバイスですが、大企業であるが故に(あるいは本国が効率重視のU.S.Aであるが故に?)中々ダイナミックな展開ができなかったものですが、ここ数年はかなりトバして発売してました。
残念ながらヴィンテージブームの落ち着きにより最近は日本だけでのオリジナル展開に変わってきているようです。

これらのうちAとBは片方が伸びると片側が凹むという関係にあります。
それは両者とも「トレンド」を下地として市場が形成された商品だからです。

彼らがこれからどのようになってゆくかを握っているのは実は「市場」です。(つまり我々消費者ですね。)

 

4.リーバイスのこれから

立て続けのU.S.A.製復刻版展開がひと段落した今、リーバイスジャパンはがんばっていると思います。
思い当たるところでもこれだけの日本独自の展開をしています。

・501-01のクオリティ維持(U.S.A.生産終了を考慮し、コーンミルズ製生地ラインでイメージを守っているなど。)
・501XXの日本製商品展開(以前のU.S.A.製商品に比べると恐ろしい程生産ロットは少ないことでしょう。)
・「LEVI'S RED」を追いかける独自商品展開(と思う。)
 初期のREDに雰囲気の似ている「Circle R」、最新のRED(02年FWモデル)っぽい「red loop サドルステッチ」等。

ただ、これらの商品が必ずしも市場に受け入れられているとは言えません。
「Circle R」のように「履いているトコ見たことない」ようなものもあります。
(あれは高価な商品を日本だけで売ると価格がとても高くなり、ナショナルブランドの商品として展開しにくかったもの分かりやすい事例ですね。ストアブランドでは当たり前の価格とクリエイトなのですが。)

しかし、それでもリーバイスは偉大なメーカーのひとつです。
世界に「ジーンズ」という素晴らしいものを提供したはじめてのメーカーなのですから。

正直、501がU.S.A.での生産が終了した事はとても残念なものです。
でも、今世界で最もジーンズを作るのがうまいのは日本ですので、かつてEDWINがLeeを育てたように、リーバイスも日本の法人、市場が世界を引っ張っていって欲しいものです。
※上に「似てる」とか書きましたが、「red loop サドルステッチ」はかなりいい線いってると思いますよ。
 できればジャケットなどのTopsも広く展開して欲しい....。

EVISやDENIMEのように「リーバイスは日本製に限る」ぐらいになるようになればいいですね。
(造りだけじゃなく、デザイン面も。)