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洋服にかけるお金について-3

2.複数の質問を元にしたクロス分析結果

今回も前回同様、複数の質問を元にしたクロス集計です。
年代別に各項目を見ると、明確な違いが出ました。
 
集計1:年代別月あたりの予算
 
まずは月あたりの平均予算。
高校生以下では「5,000円以下」と「1万円以下」が最も多く、大学生では「1万円以下」と「2万円以下」の2つが最も多いようです。社会人になると給与収入もある事からか、「3万円より多い」人が1割以上。
年代を経る毎にアルバイトや就職で収入は増えていきますので、それに合わせて月あたりの予算も増えていくのですね。

次から各アイテム毎の平均購入価格です。

集計2:年代別カット&ソー(Tシャツ等)

Tシャツの平均価格分布は、各年代にあまり差はありません。
どの年代も「3,000円以下が最も多く、次いで「5,000円以下」となる。Tシャツは年代にあまり関係が無く、同じように買われるようですね。
 
 
 
 
 
 
 

集計3:年代別シャツ(Yシャツ)
 
Tシャツと異なり、年代を追うごとに平均価格が上がっていくのがこちらのシャツ。
特に高校生と大学生の間に大きなギャップがあるのは、コーディネートの差なのでしょうか。

シャツ(ドレスシャツ)はやや大人っぽい印象を与える為、大学生になると着る人が増えるのかもしれません。
 
 
 
 
 

集計4:年代別ニット、スウェット関連
 
こちらもドレスシャツと同様、年代を追うごとに平均価格が上昇していく。
シャツは社会人になって学生以上に「3,000円以下」購入者が増えますが、ニット・スウェットは一層明確になっている。
 
 
 
 
 
 
 
 

集計5:年代別パンツ(ジーンズ等)
 
パンツ関連は再びTシャツと同じような買われ方をする。
年代問わず最も多いのが「1万円以下」で、どの年代でも6割を占める。
 
丁度各ジーンズメーカーの定番アイテムがこの価格帯にある事から、こういう結果になったと推測されます。
 
 
 
 
 
 

集計6:年代別ジャケット関連
 
ジャケットは再び年代毎に平均価格が上がって行きます。
ただし、ドレスシャツやニット程急激に変化はせず、1万円~2万円のあたりで緩やかに分布が変わります。