2.体格に関する分析問3と4で身長、体重について聞きましたが、これらを個々に見ても、単なる身長と体重の分布で終わってしまい、実際の洋服の選び方、着方には役立ちません。洋服のサイズ選びに大きく影響するのは、「体格」だがらです。
こちらでも触れていますが、同じ身長でも体格が異なればおのずと選ぶ服のサイズが変わります。そこで、ここではおおまかに体格を表す指標として「体格指数(BMI:bodymassindex)」を使って解説します。
BMIは身長と体重から簡単に計算できる指数で「BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で算出します。
今回はおおまかな身長と体重しか聞いていませんので、以下のように中間値をとって「概算」としてBMIを算出しました。
上記を元に算出したBMIの分布が以下のグラフです。 BMIは「22」の人の体格が「標準体重」とされています。おおむね身長170cmで体重64kgぐらいの人です。 ここでの「標準体重」とは医学の見地からのもので「最も生活習慣病になりにくい体格」なのだそうです。 一般的にはBMI「18.5~25」(上の赤い点線内)が普通体型だそうで、これより多いと「肥満体型」、少ないと「痩せ型」となるそうです。一部の方にはBMIが多め、少なめの方も見られますが、多くの方は「普通」のエリアですね。 尚、BMIは成長期にはやや少なめな傾向だそうで、中学~高校生以下の方の平均BMIは少なめになるそうです。
上のグラフは左側が「高校生以下」、右が「社会人」となっています。ゆるやかではありますが、やや高校生以下の方のほうがBMIが少なめですね。
同じ身長でもBMIが少なければ「痩せ型」、多ければ「太め」ということで、今回参加された方の身長、体重、BMIの分布を上の表にしめしました。
それぞれ「BMI22」を中心に
に色分けしてみました。(あくまで目安です。) 全体的に標準体重より痩せている方が多いようです。
次のページからもう少し詳しく洋服との関係を見ていきますので、予めご自分の身長、体重とBMI値を上の式で計算しておきましょう。
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