4.洗濯と保存のお話ここではメンテナンスの事を書きたいと思います。
当たり前と言えば当たり前ですが、洋服は大事に扱えば長持ちするし、粗雑に扱えば短命に終わるものです。とは言え、あまりにも神経質になっても気軽に楽しむことが出来ず、かえってつまらないものになります。
そこで大事なのが「効率の良いケア、メンテナンス」になります。ここではメンテナンスのヒントをいくつか紹介します。
(1)洗濯について今の世の中には「インターネット」という便利な道具があります。主に主婦向けですが、洗濯に関する情報を掲載している便利なサイトがありますので、いくつかを紹介したいと思います。
(2)保存について洋服は着ていない時の保管方法によっても痛みやヨレが早かったり、長持ちしたりします。
収納時の折りたたみ方などは上のサイト等にも掲載していると思いますので参考にして下さい。 また、重要なのが「ハンガー」です。アウター関連は折りたたんで収納する事ができませんので(シーズンオフは除きますが、それでもあまり良い保管方法とは言えません)、ある程度は良いハンガーを揃えておくべきでしょう。
「良いハンガー」というのは、ある程度厚みのあるものを差しますが、最近では100円ショップでも売っていたりしますから、大事な服はケチらずに厚みのあるハンガーで保管しましょう。 また、虫食いや湿気対策等の保管環境にも気を使う必要があります。(特にウールやレザー製品)
知らないうちにカビが生えたり、虫食いになってたりすると、泣くしかありません。 (3)服を手放す気に入らなくなった服、過去に今と違う価値観で買った服、傷んだ服等、着る事が無くなった服がそのうち出てきたりします。こういった服はどうすればいいのでしょうか?
これには特に答えはありません。一般的には
等の処分のしかたがありますが、処理方法は別として、「着ないものを後生大事に持っていてもあまりいい事は無い」というのが私の経験から言える事です。(年代モノのジーンズ等や好きでやっているコレクションアイテムは別です。それらは「着こなしの為の服」では無い為。)
私の場合、2年間着る事が無かったら何らかの処分を考えることにしています。
5.さいごにこれまで洋服に興味を持たなかった方はもちろんの事、既に持ち始めた人でも「今度あの服を着ようと思っていたのだけど、洗濯するのを忘れていて着れなかった」等という失敗をした事があるのでは無いでしょうか?
私自身も決してこういった運用、メンテナンス面をすべて管理している訳ではありません。
しかし、おおまかにでも理屈を知っているか知らないかでは洋服の取り扱い方が変わってきます。 このページの内容は、ファッションの「楽しむ面」とは異なる「面倒な一面」です。
それ故、ファッション雑誌等のマスコミはもちろんの事、口コミですら中々話題に上ることが少ないと思います。
でもこういった「運用」は多少なりとも洋服に興味を持つと、必ず当たる「壁」のようなものです。だからこそ、このコーナーであえて書きました。 我々はタレントではありませんので、洋服をその場だけ着る為の「衣装」として扱う事はできません。
あくまでも「衣食住」の「衣~衣服」です。
「衣」は楽しみであると同時に「生活の一部」ですから、好きな服と上手に付き合いたいものです。 |
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