3.ジャケット
秋冬の場合、一番外に着る為のものや、時期によって外に着たりコートの中に着たりするものなど、様々な種類があります。ここでは大きく以下のカテゴリーに分類して主なアイテムを紹介します。
- テーラードジャケット
- サープラス系ジャケット
- オートバイ系ジャケット
- スポーツ系ジャケット
(1)テーラードジャケット
詳しく説明する必要は無いと思いますが、メンズジャケットの基本中の基本です。
秋冬用の場合、防寒性を意識し、厚手の生地や素材のものが多い。
左と右の主な違いは素材で、左は綿のベッチン素材、右はレザージャケットです。
他にも綿コーデュロイやウールのツイード素材などが秋冬ジャケットの素材として一般的。
(2)サープラス系ジャケット
これら4点はサープラス系のジャケット。サープラスモノは払い下げ品の軍服が発祥です。
左から順番に紹介します。
- フィールドジャケット
M65を起源とするフィールドジャケットで、着こなしの幅が広い。アルファなどの正統派の他、各種ブランドでも独自の素材、ディティール、色で様々なバリエーションがある。秋冬はやや厚手の素材を選びたい。
- MA-1
フライトジャケットの代表格で、アメカジの定番アイテム。アルファ等の普及品から、高価なレプリカものまで様々。
- N-3B
元々陸軍の防寒用パーカーとして開発された為、MA-1より高い防寒性を誇る。MA-1同様、高価なレプリカものも多数販売されている。
- B-3(B-6、B-10)
MA-1よりも古いWWⅡ当時に活躍したフライトジャケットがB-3でその後様々なバリエーションが存在する。素材は羊革。
(3)オートバイ系ジャケット
上の2点は共にオートバイに乗る際の着用を目的に作られたジャケットですが、そのデザイン性から最近はカジュアルウェアとしても浸透しています。
- ライダースジャケット(左)
「オートバイ用ジャケット」として昔から日本でも良く知られている、ショート丈のジャケット。起源は戦時下の戦闘機パイロットのジャケットだが、戦後アメリカでオートバイ用ジャケットとして人気となり、今ではカジュアルウェアの定番となった。
写真のようなシングルタイプの他、ダブルブレストのものもあり、ダブルのものの方がアメカジ色が強め。
- モーターサイクルジャケット(右)
最近日本でもメジャーとなった着丈の長いオートバイ用ジャケット。イギリスの「BELSTAFF」や「Barbour」が有名。写真は「BELSTAFF」の「トライアル・マスター」という製品。
最近は様々なブランドでこのタイプのジャケットが商品化されており、素材も定番のオイルドコットンの他、ゴム引きコーティング素材、ウール、レザーなど様々。
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