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3.フレンチ・カジュアルの着こなし
次に、着こなしですが、ここで一番重要なポイントを書きます。
それは「サイズ」です。
フレンチ・カジュアルは、ベーシックなアイテムばかりだと書きました。上の表でも分かると思いますが、アイテム自体は得てして地味なものばかりです。そこで、着こなしをシックに見せるのが「全体のシルエット」です。
フレンチ・カジュアルは「ドレスダウン」ですから、「テーラードジャケットを作業服のように着る」のでは無く、「テーラードジャケットとジーンズを同じ目線で着る」という考え方です。
つまり、
自分の体に合ったサイズ、シルエットにこだわる。
という事です。メンズで言うと、「スーツの着こなしに近い」と言えるでしょう。
スーツの着こなしのポイントはいくつかありますが、シルエットに関しては以下の点が主なものです。
「トップス、ミドル」
@肩幅
Aウエスト幅(シェイプの度合いなど)
B着丈(全体、袖丈など)
「ボトムス」
@ウエスト
A着丈(股上&股下)
B太さ(腿、裾、全体のライン)
この考え方をカジュアルな服に取り入れて、自分の体型の良いところを強調し、悪いところをフォローするとカジュアルな服がシックに見えてきます。
おさらいをすると、フレンチ・カジュアルの着こなしは以下の2つがポイントになります。
「アイテム」
ドレッシーな服と、シンプルなカジュアルウェアの組み合わせでドレスダウンを図る。
「サイジング」
ドレッシーなものとバランスが良くなるように、カジュアルなものであっても自分にジャストフィットなものを合わせ、シャープな印象を演出。
といった所でしょうか?おそらくこういった着こなしのセンスがフランスの人々によって磨かれてメジャーな着こなしになった為、フレンチ・カジュアルと呼ばれるようになった
のでしょう。
長くなってしまいましたが、フレンチ・カジュアルファッションはとてもベーシックな着方であるにも関わらず中々「こうなんです」という記載が無かったので、あえて穿り返してみました。
結構強引な解釈が多いですが、フレンチ・カジュアルはベーシックの延長というよりも「現在のベーシックファッションの源流」になっているとも言えます。
あの無印良品もベーシックなアイテムを多数扱っていますが、アイテムやカラーバリエーションで「agnis.b」「A.P.C.」などのフレンチカジュアルブランドの影響を多分に受けていたと言われています。
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