「ローライズ」とは股上が浅いパンツの事ですが、何故ローライズ・パンツが人気なのでしょう?
一般的にはこんな理由だと言われています。
(1)スタイルが良く見えるから。
(2)ウエストを圧迫しないので、履くのが楽。(特に着席時など)
さて、(2)はすぐに分かると思いますが、(1)の「スタイルが良く見える」とはどういう事でしょうか?
以外に分かりやすいのが、お尻=Hip部分の見え方なのです。
上の図をご覧下さい。同じ体形の男性のHip部です。
@が股上が深めのパンツ、Aが股上が浅めのパンツを履いていると想定し、各々パンツ部分を青い半透明色で示しました。
@とAを比較すると、@では「お尻はAである」と見え、Aでは「お尻はA'である」と見えます。
実際の当人の体形は変わらないのですが、パンツで決められる胴と腰の境目位置が変わる事で、「小尻」に見えます。
人間の体で腰位置を明確に表しているのは腰骨です。お尻はなだらかなカーブを描いているので、「どこまでが背中か、どこからがお尻か」ははっきりしていません。
そこで、パンツのベルトラインを腰骨位置前後まで落として、視覚効果を狙ったのがローライズ・パンツなのです。
比較的Hip部分が大きめな女性ではこの効果が目立って現れる為、女性に人気が出た訳ですね。女性程では無いにしろ、男性でもある程度「小尻」効果を発揮する事で、腰周りをシャープに見せる事ができるのです。
皆さんも、もし手持ちにローライズ・パンツがありましたら、大きな鏡で股上が深いパンツとの見え方を比較して見るとおもしろいでしょう。
※普通の股上のパンツを「腰履き」するのは、単にベルト位置を下げるだけで、股下も短くなる上、「A」の長さも変わらないので、「小尻」効果は期待できません。よって、「腰履き」と「ローライズ」は明確に違うのです。
尚、ローライズ・パンツ着用にはいくつか注意をすべき点がいくつかあります。
@写真にもある通り、下着が見えやすい。
A腰周りが隠れてしまう服を着ては、意味が無い。(着丈が長いシャツなど)
B積極的に腰周りを見せるので、合わせるベルトにもある程度の気遣いが必要。
この辺を考慮すると、より効果的にローライズ・パンツを効果的に履きこなす事ができると思います。