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「シルエット、フィッティング」から見た
ジーンズ選びのポイント

ジーンズはカジュアルファッションの中でも最もポピュラなアイテムのひとつです。
ここでは、「シルエット、フィッティング」の観点から見た、ジーンズ選びのポイントを解説します。

 
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5.フィッティングのまとめ

各要素の話は以上になりますので、ここで一応まとめてみようと思います。

下図は「腰まわり 〜股上の浅さ、深さ」と「太腿まわり 〜 タイト、ルーズ」の要素に対して、私が持っているもの、知っているもの、履いたことがあるものを501-01を中心にマッピングしてみました。
(あくまで個人の主観ですので人によって差異があります。ご注意下さい。)

    一般にストレートジーンズでは

「股上が深い=ルーズフィット」「股上浅い=タイトフィット」の傾向にあるようです。
唯一股上が深くタイトフィットなのがブーツカットです。

ここでは書いていませんが、「股上が浅く、ルーズなシルエット」のジーンズも存在します。
(女性用にあるHip回りだけがフィットし、太腿以下が太くフレアしているフレアパンツ系などもそうです。)

※もしここに自分の履いたことがあるジーンズがあるのでしたら、そのジーンズを真ん中に見立てて他のジーンズとの関係を見てみて下さい。
もしかしたらもっと自分にフィットするジーンズが見つかるかもしれません。

人の体型は千差万別ですので、よく雑誌にあるように「脚が短いと思う人に似合うのはこれ」とか「お尻が気になる人にはこれ」などと簡単にすむものではありません。

特に現代のジーンズは、ある意味「男の最もボディコンシャスな服」ですので(一番体に直接フィットしていて、露出面積も広い服)そんなに簡単に自分に合うものが決まるものではありません。

逆に考えれば、それを見つけるのも洋服選びの楽しみです。
また、腰まわりのところでも書きましたが、股上だって簡単に「深い」「浅い」と寸法が決まっているものではありませんので、自分の好みで「深いもの」「浅いもの」を持っても着こなしの幅が広がり楽しいものです。

しかしながら、冒頭にも書いた通り、今のジーンズはバリエーションがあまりにも多いので、自分にフィットしているものがどれなのか分かりにくい場合があります。
そのときは上の図の「中心」になる「自分の基準ジーンズ」を1つ決めて、それとの比較で考えるのがポイントです。(私の場合は「腰まわり=501-01」「太腿以下=McCOY906orDENIME66」あたりでしょうか?501-01は裾が細いのが気になる。)最近はあまりやりませんが、以前はよくジーンズショップで「基準ジーンズ」(大体お店にあるもの)との寸法やカッティングを比較させてもらったものでした。

尚、ジーンズは履いてゆくに従って「変わってゆくもの」です。
特にウェスト、ヒップ、太腿は履く人の体型、動きに応じて伸びてゆくものです。(特に太腿には要注意!!)初めに買う際にはその点を考慮しないと、「買った時にはちょうど良いフィットだったのに1年経ったらなんかかっこ悪くなった」というのはよくある話です。次にジーンズを購入する際に、その「変化」を頭に入れて買うしかありません。

また、フィットやシルエットに対するあなたの価値観自体も時間と共に変化してゆくと思います。ただし、価値観が変わっても、「どう変わったのか」が分かっていれば自分なりのセンスやノウハウが蓄積されていきます。

 

6.参考 〜 ジーンズの着こなし例

最後にジーンズの着こなし例をご紹介します。代表的なカッティングのジーンズを履いている写真を選んでみました。

 

@  A  B

@股上普通:シルエット普通(Calvin Klein)
おおよそ501系のような極めてオーソドックスなストレートシルエット。

A股上普通:シルエット普通(Paul Smith)
こちらも501系のオーソドックスなストレートシルエット。
ジャストで履くと太腿の筋肉やシワが強調されて男らしく感じる。

B股上普通:シルエットやや太め(Gucci)
これはあのGucciのジーンズスタイルですが、割と太目のシルエットで、501XX系に近いと思います。
ちょっとだけ腰履き風にして、「G」マークのベルトが見えるようにしています。
ジーンズとジャケットを組み合わせているヨーロッパスタイルの典型的な着こなしです。

C  D  E

C股上やや深め:シルエット太め(Gucci)
これもB同様Gucciの写真です。
これは見た感じBよりも太いジーンズのようで、ややバギーっぽい雰囲気があります。肩幅はかっちり押さえつつ、ジャケットの裾とパンツをひらひらさせる事でワイルド&エレガンスを醸し出している。

D股上浅め:シルエット細め(Jean Paul Gaultier)
これはゴルチエの写真。痩せててスタイルがいいとこういうシルエットがホントにかっこよく着こなせます。

E股上浅め:シルエット細め(Yves Saint Laurent)
サンローランです。最近ジーンズに力を入れてます。
これも細めのストレートですが、Levi's505のようにやや強めにテーパーが掛かっています。
アタリを強く出したジーンズに白のジャケットを合わせているのがハイファッションらしい。

こうして見ても、色々なシルエットがあります。とかく501XX系のレプリカジーンズの場合「アメカジ中心」の着こなしになる場合が多いと思いますが、このように別の着方もできますので、皆さんも是非いろんな着こなしにチャレンジしてジーンズを楽しんで下さい。
 
 
 
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