「己を知る」とは良く言ったもので、ファッションでも己を知る事はとても重要。ここではサイズの事について触れておきます。
サイズの重要性は当サイトの「styling report」で何度も述べていますが、いざ自分が服を買う際、まず必要なのは「自分に合った服のサイズを知っておく事」です。服のサイズと言えばJIS規格のS,M,L表記が有名ですが、これだけでは自分に合った服を選ぶ事はできません。
特に注意が必要なのは試着できない「インナー」です。
インナーウェアは主にドレスシャツ、ワークシャツ等の「シャツ」系と、Tシャツ、セーター等のニット系に分かれます。
前者の「シャツ」の場合は主に4つの寸法です。
①首まわり(Mサイズの場合は39~40cm程度)
②裄丈(首うしろのセンター~袖先までの長さ。Mサイズで82~84cm程度)
③着丈
④身幅(主に脇の下あたりで測る)
最低限①と②は覚えておきましょう。これを知らないと試着無しで自分に合ったシャツを買うことはまず無理と言っても過言ではありません。
後者のニット系の場合は主に3つの寸法です。
①肩幅
②着丈
③身幅(主に脇の下あたりで測る)
シャツと違い衿が無いので、首まわりはありません。またニット系の場合は裄丈表記が無いものが多いので、主に肩幅を中心にサイズ確認をします。(さらに余裕があれば袖丈~袖の長さも覚えておくと良いでしょう)
尚、ジャケットやパンツ等試着できる服はできるだけ試着をしてからサイズを決めましょう。その際も、日頃着るアウターウェアのS,M,L表記や、パンツのウエストサイズ、股下を覚えておくと、買い物の際にサイズを選びやすくなります。
サイズ選びは基本中の基本です。
是非とも自分に合う服のサイズを覚えておきましょう。